フリーエンジニアクリエイターが教える営業活動術

フリーエンジニアクリエイターの小松です。

今回は営業活動についてお話しします。「エンジニアを目指しているので、営業マンになりたくないんです。」と思ったあなた、フリーエンジニアにも営業活動は必要ですよ。

これからする話は、今現在就職活動を行っている人にも関係がありますので、しっかり聞いてくださいね。

営業活動は自分という商品を売り込むこと

まず営業活動とは、一言でいえば「相手に商品を売り込むこと」です。フリーエンジニアを目指すあなたに置き換えると、企業に対して自分自身という商品を売り込むことになりますね。もっと具体的にいうと、あなたが持っている

  • プログラミングスキル
  • 人間性

を企業にアピールすることです。

企業が欲しいと思うフリーエンジニアとは?

ここで質問です。あなたが採用担当だったとして、どんなエンジニアなら雇いたいでしょうか。

おそらくこんなエンジニアだと思います。

  • 元気がある
  • やる気がある
  • 一生懸命
  • 他人に親切である

一言で言えば、いい人。「一緒に仕事をしたいと思える人と働きたい」と思うのは人間として当然の心理ですよね。

逆に、ネガティブな発言が多い人はやはり雇われにくいですね。少し嫌なことがあっただけですぐに落ち込む人は要注意。

考えてもみてください、四六時中ネガティブなことを発言している人に近付きたいと思いますか?

フリーエンジニアにおける残業の考え方

エンジニアとして働く上で、仕事には必ず納期があります。だいたい納期の1週間前は繁忙期になるので、そこで残業を強いられることもあるでしょう。逆に繁忙期が過ぎれば、仕事は落ち着くことが多いですね。

ちなみに僕の場合は、ほとんどの現場で残業マイナス10時間でした。8時間/1日を20日間働けば160時間ですよね。

現場の誰よりも仕事ができてスピードが早かったので、周囲がダラダラ仕事している中いつも定時で帰っていました。たまに休んでいたこともあったので、実労働時間としては150時間くらいでしょうか。(当時企業からの印象はよくありませんでしたけどね)

残業をしなくても、やることをやっていて、しっかり働き、アウトプットを繰り返していれば、なんの問題もないんです。

月40時間くらい無駄に残業している人がいますが、でもそれはやればやるほど残業代が発生するという前提条件があるから。この考え方自体がサラリーマンの発想です。

逆に僕らフリーエンジニアの場合、残業をやった分だけ時給が下がります。この辺りの話については、また別の記事でお話しますね。

優秀なエンジニアになるためにはスピード感を意識しよう

speedup

やるべき100の仕事があったら、残業せずに終わらせる人と残業しまくって達成する人とどっちが優秀でしょうか。それはもちろん前者ですよね。

現場でもっとも優秀なエンジニアになるためには、スキルを高めたり、仕事を早く終わらせるためのノウハウが重要です。

ちなみにセレブエンジアサロンでは、インターンとして仕事をしてもらう際に、仕事の遅いエンジニアに容赦はしません。本来そんなことしなくてもいいですけど、急かすことで「仕事をこなす速さ」を強制的に意識させることができます。最終的には実際現場に入った際に残業せず、生産性の高いエンジニアになれるでしょう。

早く仕事が終わったのであれば、早く帰ればいいんです。(仕事が終わっていないのに帰るわけには行きませんが)残業したくない人は、とにかくスピードをあげて仕事を回していくことを意識してください。

フリーエンジニアとしての価値についての考え方

最初に言っておくと、時給=あなたの価値です。いくら収入が増えたとしても、残業時間まで増えたらあまり意味ないですよね。収入を増やしつつ労働時間を下げると、1時間あたりに稼げる金額が増えます。

1時間にどれだけ稼くことができるのかが、あなたの価値になるので、ここはこだわってください。

もしあなたが「たくさん働けば収入は増える」と考えているのであれば、それは間違いです。短い時間でたくさん稼ぐようになることが収入をあげる最短ルートですので、ここは強い意識してください。

企業はあなたという物件の家賃を給料として支払っている

例えば正社員としてあなたを採用した場合、企業は毎月20万の給料をあなたに払い続けます。しかもあなたがその企業を辞めない限りずっと。わかりやすく言えば、企業にとって家賃と同じです。

あなたは毎月20万円の家賃を払い続けことができますか?相当稼いでないと難しい金額ではないでしょうか。

逆の立場になって考えてみると、企業が採用の際に慎重になるのも無理はないですよね。同じコストがかかるなら、少しでも優秀な人材を取りたくなるのが普通。その際の採用における判断材料になるのが、あなたの人間性やスキルです。

面談において絶対に言ってはいけないNGワードとポイント

  • 自分に自信がない。
  • 30歳超えて未経験ですけど、これからこれから頑張ります。

謙遜しているのかもしれませんが、このような発言を面接でした瞬間あなたの不採用が決まります。
なぜなら全てネガティブな発言だから。そのあとで挽回しようと思っても、ほぼ100%無理でしょう。では、どんな回答であれば企業の印象に残るのでしょうか?

  • 「私は30歳を超えていますが、今回のプロジェクトに貢献できる自信があります。これまで仕事の中で様々なことにチャレンジしてきましたが、いち早くスキルをあげ、それを現場に活かし、成果をあげることを意識してきたからです。」

これが模範回答です。この発言だけでも仕事ができそうな雰囲気を感じますよね。

大事なのは、面談の際にネガティブなことは一切言わないこと。ネガティブな発言は入社した後に適当な理由をつけて言えばいいんです。

面談相手にアピールするためのプラスアルファ

ネガティブ発言は論外ですが、失敗したエピソードについては織り交ぜてもいいかもしれませんね。下記に一例を挙げるので参考にしてみてください。

「私は今まで仕事を選ぶときの基準が、やりがいや自分が憧れるかどうかでした。その結果として全く稼ぐことができず、危機感を感じました。その後、手に職をつけて将来のために活かせるスキルを身につけていく方が、社会や家族のために役立てると思い、プログラミングのスキルを身につけて転職していこうと思ったため、現在に至ります。」

フリーエンジニアにおける営業活動のマインドセット

営業活動の大原則は、百発百中はありえないということ。考え方はいたってシンプルで買う側にとってOKかNGか。たったこれだけです。
数社不採用になったからと言って、いちいち落ち込むのはナンセンス。時間の無駄ですので悩む暇があったら、場数を踏んで成功確率をあげるために面談先の数を増やしましょう。

面談の機会を設けてもらった時点で、あなたのスキルは企業が求めているレベルをクリアしています。そこは自信を持ちましょう。では、なぜ企業はあなたと面談を行うのでしょうか。それは、あなたの雰囲気や人間性をみたいからなんです。

面談はだいたい30分程度なので、練習を繰り返して企業の求める人材を演じきりましょう。面談においても上手く立ち回ることが必要です。

あなたが変われば全て変わります。相手を変えるよりも効率がいいし、よりいい環境に恵まれれるようになりますよ。

今すぐネガティブな考え方は捨てて、営業活動をはじめてください。

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