挫折しないプログラミング勉強法

フリーエンジニアクリエイターの小松です。今回はプログラミングの勉強方法についてお話ししますね。

セレブエンジアサロンでは、フリーエンジニアになるために必要な5つのステップを踏んでいます。

  • プログラミングの勉強
  • ポートフォリオの作成
  • 案件を探すための営業活動
  • スキルシートの作成
  • 面談練習

このうち、今回のテーマであるプログラミングの勉強は初心者がもっとも挫折しやすいステップです。
過去21人以上のフリーエンジニアをプロデュースしてきた私が、コツを余すことなくお伝えします。この記事を読めばもうプログラミングの勉強で迷うことはなくなるでしょう。

プログラミングを独学で進める上での最短ルート


プログラミングは独学で進めて行くのが基本です。進めて行く途中でわからない箇所が出てきたら、Googleで調べましょう。調べても理解できない箇所が出てきたら、わかる人に聞くようにする。これを繰り返して行くことが、プログラミングを習得する最短ルートです。

現場のエンジニアでプログラミングスクール出身者はほとんどいません。企業で研修を受けたのでは?と思うかもしれませんが、そうではありません。ほとんどのエンジニアが業務を通じてプログラミングを身につけています。

開発して行く中でプログラミングは自然と使いこなせるようになって行きますので、独学でコツコツと進めていってください。

プログラミングを習得するためのおすすめカリキュラム


まずはオンラインプログラミング学習サイトであるProgate(プロゲート)で学習を進めてください。プロゲートにはいくつかコースがあるのですが、

  1. HTML
  2. CSS
  3. Javascript
  4. Ruby
  5. Ruby on Rails
  6. Git

上記のプログラミング言語を上から順番に進めましょう。それぞれのコースには初級・中級・上級がありますので、それぞれのレベルもとばさずに学習を進めてください。

プログラミング学習は、自動車教習所に例えると学科にあたります。画面に表示される指示に従って学習を進めて行くことになるので、面白みはないかもしれません。しかし、基礎力をつける大事な工程ですので、飛ばさずにこなしてくださいね。

プロゲートでの学習が一通り完了したら、Railsチュートリアルに進んでください。Railsチュートリアルは、Ruby on Railsを体系的に学べるWebサイトです。こちらもプロゲートと同じく、チュートリアルの内容に沿って進めていってください。

学習期間の目安


プロゲートは2週間、Railsチュートリアルは2週間~1ヶ月半くらいが学習の目安になります。人によって進むスピードの個人差はありますが、自分のペースでやりきれば問題ありません。プロゲートやRailsチュートリアルの内容を完璧に理解しようとしなくても大丈夫ですので、とにかく学習を進めていってください。

エラーが起きて動かなくなったら、まずは自分のミスを疑おう


プロゲートやRailsチュートリアルでのつまづく場合、大抵は自分のタイピングミス(タイポとも呼ばれています)が原因であることがほとんど。必要な箇所に半角スペースを入れ忘れていたり(逆パターンもあり)、大文字にするべき箇所が小文字になっていたりと、挙げるとキリがありません。

プログラミングは元々、機械用に書いていた指示を人間が内容を理解しやすくするために誕生しました。機械は入力された通りにしか動作しないので、一語一句間違えずにプログラミングを記述する必要があります。

画面に指示されたコードと同じものを書いているはずなのにエラーが解消されない場合、まずは自分のタイピングミスを疑いましょう。タイピングミスは初歩的なエラーではありますが、なんども繰り返して行くうちに精度が上がってきます。

プログラミング学習はタイピングスキルをあげるための訓練でもあるということを覚えておいてくださいね。

プロゲートとRailsチュートリアルの学習方法


プロゲートは、ヒントも多く、独学でも無理なく続けられるように設計されています。基本的には理解しやすいようにわかりやすく書かれていますが、考えてどうしてもわからなくなったら答えを見ましょう。答えを見ることは恥ではありません。

Railsチュートリアルの場合も、各章の指示に従ってプログラミングをしていけば進めて行くことができます。しかし、プロゲートに比べると内容が高度ですので、わからなくなった段階で周りの人たちに助けを求めましょう。

Railsチュートリアルはバージョン管理システムであるGitを使って進めてください。Gitとは簡単にいうと”セーブポイント”です。例えば、RPGでボスと戦う前にセーブしておくと全滅しても安心ですよね。それと同じで、Raisチュートリアルでエラーが発生した際に、自分が何をやっているかわからなくなることがあると思います。そんな時は最後にセーブした所に戻ればやり直せますので、こまめにセーブすることを心がけてください。

Gitでセーブする方法は、

  1. Git add -A
  2. Git commit -m "コメント"

この二つのコマンドを叩けばOKです。詳しい内容はProgateでGitコースがありますので、そちらで学習してください。プログラミング学習を通じて何度もエラーを繰り返していけば、,実際に現場入りした際にもエラー予測を付けれるようになって行きます。

プログラミング学習で大切なことは、たくさんのコードを読み、正確にコマンドを打ち込んでいく過程なのです。(自分のケアレスミスとの戦いでもありますね)

プロゲートやRailsチュートリアルの学習を一通り終わったら?


さて、プロゲートやRailsチュートリアルをこなしても、まだまだあなたはプログラミングを習得できていません。これらの学習はあくまでも学科であるということを思い出してください。

教習所で学科だけクリアしても、自動車を運転できないのと一緒です。運転スキルをあげるためには、実技が必要ですよね。ポートフォリオの作成方法については後日別の記事で紹介しますので、お楽しみに。

プログラミング学習を進めていく上で重要なマインドセット


プログラミング学習で常に意識して欲しいのが、「プログラミングなんて簡単だ!」という考え方。例えば、自分がハワイに行かなければならなくなった時に、経路がわからなくて不安になる人はいないですよね。なぜなら、これまで日本からハワイに旅行へ行って帰国している人はたくさんいますし、ちょっと調べれば経路なんていくらでも出てきます。

プログラミング学習もそれと一緒で、これまでたくさんの人がやり終えてきたので、誰でもできるはずなんです。手探りで進めていくことになるのは、今までにないものを作成する時だけ。プログラミング学習もすでにあるものに沿って進めていくだけなので、難しく考える必要はありません。

現場で仕事する時も「自分はできる!」というように自分自身を洗脳した方がミスにも気がつきやすくなります。今回の学習法を参考にして進めてみてくださいね。

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