フリーエンジニアが知っておくべきお金の運用

テックリーダーズの小松です。

今回は、フリーエンジニアが知っておいたほうがいいお金の運用について、大石倫太郎さんにお話を伺ってきました。

大石さんのお仕事は?

小松  「今日は、僕がいつもファイナンシャル、お金の資産を蓄えていくとか投資をしたりとかそういったことに関してアドバイスをもらっている10年来の友人でもある大石倫太郎さんお越しいただきました。よろしくお願いします。」

大石さん 「どうも。」

小松 「フリーエンジニアになるって人が、僕の動画を見てくれてるんですけど、今は正社員とかサラリーマンの人が多いですね。これから社会人になる大学生とか、たまに高校生の方も見てくれてます。」

小松 「そういう方たちが問い合わせをしてくれるんですけど、「サラリーマンを辞めてフリーエンジニアになるにはリスクがありますか」って質問をもらうんですよ。メリットばかりじゃなくて、デメリットも知っておきたいと。そこでお聞きたいのですが、個人事業主になるとファイナンシャル的には問題があるんですよね?」

大石さん 「そうですね。」

大石さん 「初めまして、大石倫太郎といいます。小松くんとは10年来の仲良しなんですが、今はファイナンシャル関係の仕事とか、色んな事業のコンサルとかをさせてもらってるんですけども、23歳から会社経営をしていて、もともと僕自身は金融機関で働いていたというわけではないんですよね。」

大石さん 「みなさんこれから事業家になられるってことなので、事業家になられる方のためのファイナンス部分ですね。僕自身お金に苦労してきこととかもあったので、そういう経験も踏まえてお力になれたらなと思っています。」

小松 「そうですね。」

個人事業主はデメリットが多い?!

大石さん 「先ほど小松くんがいっていた個人事業主。」

小松 「良くないですか?」

大石さん 「良くないわけではないけど、「会社員じゃないとできないこと」っていうのが世の中にあるわけですよね。」

小松 「うん、なるほど。」

大石さん 「何が一番できないかというと、信用がなくなるわけですよ。」

小松 「ああ、信用がね。収入は上がるんですけどね。」

大石さん 「収入はね。(笑)」

小松 「月収50万くらいにはね。」

大石さん 「そうそう。(笑)」

大石さん 「例えばどれくらいの信用の差があるかというと、フリーエンジニアで個人事業主の年収2000万の社長さんと、年収450万のサラリーマンだったら、普通に考えたら5倍近く年収差があるわけですよね。」

大石さん 「けど、この年収450万のサラリーマンの方が金融機関の見方としては上です。」

小松 「へえ〜。」

大石さん 「悲しいかな、実際そんなもんなんですよ。」

大石さん 「だから、サラリーマンと言っても小さい会社とかじゃなくて、今の場合上場企業とかになってくるんだけれども、

結局、上場企業で年収400・500万取っている人と、年収2000万の個人事業主では上場企業で年収400・500万取っている人の方が上なんですよね。」

小松 「2000万も取ってたらね。」

大石さん 「2000万って結構すごいよね。」

小松 「すごい。」

大石さん 「ただ、2000万取ってても…。」

小松 「サラリーマンの4倍、4年分をい1年で稼いでるってことだよね。」

大石さん 「そうそう、それでも全然信用ないですね。」

大石さん 「じゃあ、信用ってどんな時に使うかわかりやすくいうと、不動産購入するとか家を借りるとか。自分の家だけでなく、投資用物件とかでもそうだし。」

小松 「マンションとか。」

大石さん 「うん、マンションとかね。税金対策とかでつかえるので。そういうのとかは、かなりやりにくくなってしまうところがありますね。」

個人事業主になる前にやっておくと良いことは?

大石さん「あとは、フリーになる時(=事業をやる前)に、事業の運転資金とかはやり出しちゃうと借りることができなくなるから、先に借りておかないとダメなんですよ。」

小松 「サラリーマン辞めて独立してビジネスを起こす時に、頭金とか初期投資とかかかるのはサラリーマン辞める前に借りないといけないんですね。」

大石さん 「そうそう、やめると借りれなくなっちゃうから。」

小松 「あ〜、そうかそうか。」

大石さん 「あとは、借りれたとしても保証人つけてくれとか担保を入れてくれとか。諸条件、プラスアルファでついてしまうパターンが多いですよね。」

小松 「逆にサラリーマン辞めてから、あなた辞めたでしょ!みたいな貸してたものを返してください見たいにならないんですか?」

大石さん 「それは日本の金融の良いところであり悪いところでもあるんですけど、審査の状態の時だけしか見ないんですよね。」

小松 「それは不動産でもなんでもそう?」

大石さん 「まあ、おおっぴらにそれが正しいとは言えないんだけれども、「やめる前にやっといた方がいいですよ」とも言いにくいんだけれども、ルール的には現実にそれは可能です。」

大石さん 「だから、後からやっぱりっていうのは基本的にはあんまりないです。」

小松 「そうなんですね。」

大石さん 「だから、オススメとしては小松くんのテックリーダーズ? フリーになるまでにどれくらい通うんですかね?」

小松 「セレブエンジニアサロンに入会してもらったら、全く未経験から1年間です。」

大石さん 「今から準備して、今じゃないとできないことをやって行って、1年後に独立するっていう計画で動くのがすごくいいと思います。」

小松 「プログラミングの勉強しながら、不動産や資産を増やして行ったりとか。」

大石さん 「そうそう。」

小松 「お金のことは本当疎いから…。知らない人は、ほんと知らないですよね。」

大石さん 「自分自身もほんと知らなくて、お金で苦労したので。売り上げや収入が上がっても、残りがない…みたいなね。それは辛いから。(笑)」

小松 「確かにね。無駄なモノにどんどん使ってしまったりね。」

大石さん 「人間て稼ぐと、心が大きくなって行くんで、いっぱい使ってしんまう生き物なんで。」

大石さん「それは別に使歌女の稼ぐんでいいと思いますけどね。それなりの対策は考えた方がいいと思いますけどね。」

小松 「確かにね。」

大石さん 「『今じゃないとできないことがある』というのは理解した上で、独立を前提に動いて行くという。なんでも事前対応じゃないですか。」

小松 「事前対応ね。」

大石さん 「事後対応よりも事前対応。お金に関してはそういう面が良いので、今から考えながら動いたらいいんじゃないかなと思います。」

日本人は世界でお金に対して無知?!

小松 「なるほど、これからプログラミングを勉強して『フリーエンジニアになりたい人』にとっては重要な話ですね。」

小松 「プログラミングとかスキルを身につけた方がいいというのはわかりやすいから、国も推奨してるし。これからも役に立ちそうだとわかりやすいから、やろうとする人が多い。」

小松 「僕はお金の話を全く無視して30歳になっていたから、サラリーマンだった時にやっておいたら良かったなと思っていたことがいっぱいありますね。」

小松 「でも、お金のことはわかりにくいし、周りに信頼できる人がなかなかいないですよね。」

大石さん 「まだ僕でも勉強してますけれども、日本人というのは、『世界で一番お金に対して無知』だと言われています。」

小松 「無知?!」

大石さん 「それは金融の教育を小さい頃からやっていないとかいろんなふうに言われてますけど。」

小松 「学校で勉強しないからとか。」

大石さん 「学校で勉強したからと言ってみんなが英語しゃべれるわけでもないから。(笑)」

小松 「確かに。」

大石さん 「そういうわけではないと思うんだけど、『お金の話をするのが卑しいとか、お金持ちって悪いことをしているからお金持ちなんじゃないか』とか。」

小松 「あ〜、そういうのあるよね。」

大石さん 「そいういう気持ちが根底にあるような感じがするんですよ。」

小松 「なるほどね。」

大石さん 「そういう考えを越えていかないと。『事業家になる、フリーエンジニアになって成功はできない』ので、お金に対しての考え方を改める上でもね。」

小松 「ちゃんとお金について考えないといけないですね。」

大石さん 「だからといって、銀行に行って『何がいいですか』って聞いても意味ないです。銀行というのは基本的に変な商品ばっかりですし。」

小松 「そうですか。」

大石さん 「なんでも自分のところの商品を売りたいっていう感じなんですよね。」

小松 「確かに。」

大石さん 「僕はフリーなんですよ、フリーなんで、世界中の一番良い商品を自分が扱うことができるんですけど。」

小松 「それが強いですね。」

小松 「僕のセレブエンジニアに入会してくれたKくんていう人が銀行で働いてたんだけどやめて、プログラミングを勉強してフリーになったって人がいるんですけど、その人はなんで辞めたの?って聞いたことがあるんですよ。そしたら、

【Kくん「銀行だと良くない詐欺みたいな商品を『無理矢理売ってこい』って言われて営業しなきゃいけなくてそれが辛くてやってられなかったです。」】

って言ってましたね。」

大石さん 「それは事実でしょうね。」

小松 「でも、『海外不動産買いませんか?』とか、『日本の不動産買いませんか?』とか、『海外に投資しませんか』とかいう話が来ても詐欺なんじゃないかなとか。『海外だと詐欺あったよ』とかいう話も聞きますよ。」

大石さん 「それはでもおかしな話で、損したくないと思うことによって損をすることがすごく多いですよ、金融の世界は。」

小松 「いわゆる何もしなければ、一番無難じゃないかっていうはなしですね。」

大石さん 「そうそう、損をしたくないと思うあまりに、損をしているっていうことがすごく多いですね。」

小松 「なるほどね。」

大石さん 「実は数字の話なんで、ちゃんと説明すれば最終的には損をしないっていうのがわかってることでも、イメージで物事を判断してしまうっていうか。」

大石さん 「そういうのはすごく勿体無いんじゃないかなと。」

小松 「どんだけ完璧に数字で論理的に正しい・詐欺じゃないとわかっていても、初めてのことだからそれでもうまい具合に騙されているんじゃないかって。最後の最後まで信用できないっていうのがありますよね。」

小松 「俺は倫ちゃんとは長い付き合いだし、オススメしてもらったものがしょうもなかったことはないので、信頼関係があれば安心。やっぱり人の紹介とかが大事なんですかね。」

大石さん 「要はなんでもそうですけど、結局誰が言うかですよね。『何を言うかじゃなくて誰が言うか』なので、同じ商品を扱っていても売り上げに差があるって言うのは当たり前の話で、伝わり方なんじゃないですかね。」

大石さん 「もちろん、良いものもあって悪いものもあるので、それを見抜く目を持っている人周りに送っているのはすごく大事なことなんじゃないかなと、その人にとってのブレーンとか。」

小松 「ブレーンね。」

見抜く目を持っている人が周りにいることが大事

大石さん 「結局お金を稼げると変な人も寄ってくるので、そう言う時にちゃんとその話には乗るのか乗らないのかって言うのを判断できるコンサルというかブレーンというか、そういう人がいないと辛いですよね。」

小松 「確かに、最近でいうと暗号通貨とか仮想通貨とかね。これは投資?」

大石さん 「投資というか投機ですよね。」

小松 「投機。」

大石さん 「投資と投機で話は違って、わかりやすくいうと寝て起きたら倍になっていたということもあれば半分になっていることもあるわけですよ。そういうものを投機と言っていて、リターンが多いけどリスクも高い。」

大石さん 「例えば仮想通貨とか先物取引とかFXとかね、こういうの得意な人もいます。そういうのを専門にやっている人は得意です。」

大石さん 「画面の前にへばりついて、どうなんだろうというのをやったり、FXを勉強するために何百万も投資してとかっていう人は得意かもしれませんけどね。」

大石さん 「セレブエンジニアサロンのところに来て、勉強してSEになるという人がそこまで時間とお金を取るようなものではないのではないかなと思います。」

小松「集中して何かをやって言ったほうがいいと。」

大石さん 「そうそう、投機の話っていうのは永遠に食っていけるわけではないからね。いい時もあれば悪い時もあるので。」

大石さん「エンジニアの技術だったら、ずっとそれなりの収入を取っていけると思うので。」

小松 「確かにね。」

大石さん 「そこが大きく差があるところですね。」

大石さん 「僕がお客様にいつもお話するのは、お客様が忘れる頃ができるくらいの投資にしといてくださいねって言ってます。5年・10年経ってこんなに増えてる、よかったみたいな。」

大石さん 「長期で見て、貯金するよりもやっててよかったなって思ってもらえるようなものを基本提案はしているので。そういうのはやったほうがいいんしゃないかと思いますね。」

小松「なるほど、人それぞれ違うんですかね。サラリーマンていっても年齢も性別も職業も違うし、合う合わないとか、できるできないとかあるんですかね。」

大石さん 「僕のお客様って幅広くて、お医者さんとか有名な企業の社長さんとか、そういう方もいらっしゃいますし、逆に定職についていないアルバイトの方とかもいらっしゃるんですね。」

大石さん 「全員が全員、状況に合わせて提案というかこういうことから始めていきましょうってことは言えるので、その辺はケースバイケースになって来ますよね。」

小松 「だから若いうちとか、40代・50代でもできることはあるんですか?」

大石さん 「ありますあります。」

小松 「今一番若いから、今の段階からアドバイザーみたいな人は1人いたほうがいいですね。」

大石さん 「そういうブレーンを持たないと、不幸ですよね。」

小松 「ずっとお金がないみたいな。」

大石さん 「そうそう、住宅ローン1つにしても、こんなとこで借りてんのって人結構多いんですよ、毎回そう人にお会いするんで。業者に抜かれてますね〜みたいな。」

小松 「一般の人には、金融商品て比較してここがいいっていうのがわからないですよね。」

大石さん「彼らからしたら、わからないから売れるんでね。業者からしたらね。」

大石さん 「その辺をなんとかして行かねいといけないんですよね。そういう人のために僕みたいな人がいるってことですよね。」

小松 「なるほどね、わかりやすい。ありがとうございます、みなさんの参考になればと思います。大石さんありがとうございました。」

最後に

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

ここまでのお話を聞いて、

「自分もフリーエンジニアを目指したくなった!だけど、その前に色々と相談したいな。。」

「プログラミングをどのように学習すれば、最短でスキルが身に付けられるのか、その方法を教えて欲しい」

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それでは今回はこのへんで。ありがとうございました。

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