「一番よくないのは、フリーランスだけやるってことだと思います。
自分の目標を実現するために、『今これをやっているんだ!』と考えながら仕事をしているのが一番幸せなんじゃないでしょうか。」
このように話してくれたのは、フリーエンジニアの菱川(ひしかわ)さんです。
こんにちは、フリーエンジニアクリエーターの小松です。
今回の記事では、私が運営しているセレブエンジニアサロンを経てフリーエンジニアになった、菱川さんのインタビューを取り上げます。
これからフリーエンジニアになりたいと考えている方は、たくさんのヒントが詰まっているので是非読んでみてください。
目次
今回インタビューに答えてくださったフリーエンジニア
ひっしーさんが歩んできたこれまでの人生について
「新卒でSierの会社に入社しました。3年間勤務して、そのうち1年間くらい開発を経験しましたね。開発経験の内容としては、
- C言語…1ヶ月
- Java…6ヶ月
- COBOL..6ヶ月
こんな感じですかね。
入社後2年くらいは客先常駐してました。ただし開発はやっておらず、クライアントの要望を聞いて仕様設計を行ったり、作成した仕様書をもとに、派遣で来ていたエンジニアたちに実装してもらうことがメインでした。その後は僕の方で本番環境にデプロイしたりデバッグとかも担当していましたね。
あとは雑用として、プレゼン資料の製作を結構やらされていました。開発よりも事務作業などをやらされることが多かったので、この頃からかなりやる気が削がれていたのを覚えています。
元々この会社に入社したのも、開発をやりたかったから。でも勤務していても、自分のスキルが上がっている気がしなかったんですよ。開発に専念したかったので思い切って退職し、収入よりもスキルアップを目指したね。
今となっては、あの時が僕がフリーエンジニアという働き方を考えるようになった、きっかけかもしれません。
最終的には、2017年5月末に新卒で入社した会社を退職し、同年6月にサロンに入会しました。」
セレブエンジニアサロンに入会したきっかけ
「きっかけはエンジニアブロガーである【やまもとりゅうけん】さんの飲み会でした。りゅうけんさんに飲み会の席で色々と相談してみた結果、『その経験なら余裕でフリーランスになれるよ』と念押しされ、りゅうけんさんの知り合いとして、小松さんを紹介されました。色々と小松さんにも相談し、すぐにセレブエンジニアサロンに入会しました。」
プログラミングを学んで変わったこと
「僕は大学でプログラミングを学んでおらず、入社してからプログラミングを始めたクチです。入社した会社でもJavaの研修はありましたが、全然身に付かなかったのを覚えています。」
プログラミング学習中に大変だったこと
「そうですね、大変だったことをというよりも、プログラミングしていて詰まった時の対処の仕方が大事なんじゃないかと、今になっては思います。
聞いたことでその場で問題解決しても、その場しのぎにしかならことが多いんですよ。
わからないことがあったときに、上司や先輩に質問するにしても、ある程度(10~15分)くらい自分でしっかりと考えた上で質問しないと、せっかく教えてもらっても技術は身につかないじゃないでしょうか。
もし、『何日かしたら忘れそうだな』と思うところがある場合は、自分の手元にメモを残しておくといいんじゃないですかね。
後々同じトラブルシューティングに対応するときに、役に立つことがありますし。」
ひっしーさんがオススメするプログラミング勉強法
「正直、プログラミング初心者がいきなりjavaやるのは、あまりおすすめしません。初心者であればrubyがおすすめです。もしプログラミングを極めたいのであれば、オブジェクト指向についてしっかりマスターしないといけないので、Rubyでプログラミングの基礎を学んでから、Javaを学んだ方がいいと思います。
Javaの場合、MVCモデルなどをかなり意識した開発が多い傾向にあります。
確かに、Rubyに比べるとコードの記述量が多いです。ですが、勉強を続けて行くと、なぜその設定コードを書いているのかが自分の中で腑に落ちる瞬間があります。
そうすると、プログラミングに対する知識がより深まるんですよね。プログラミングに対する理解度がここまでたどり着けば、他のプログラミング言語にも応用が可能なんじゃないでしょうか。」
ひっしーさんが考える、フリーエンジニアになるために必要な素質
「正直、僕自身は開発はあまりできません。でも、開発ができなくてもフリーエンジニアになれます。
プログラミングスキルは確かにフリーエンジニアにとって重要ですが、それよりも、自分が現場の人たちとうまく人間関係を築けるかどうかが大事だと思います。
フリーエンジニアとして、プログラムで実現したい処理に対して雑なコードを書いてしまう人は初心者ならいいですが、上を目指すのであれば、早急に改善が必要だと思っています。
目の前の処理に集中しすぎず、全体を俯瞰してコードを書いたりできる人は向いているんじゃないですかね。」
今後の目標について
「僕はこれまで、株やネットビジネスなど、色々なビジネスに手を出して来ました。試行錯誤を繰り返して模索して行く中で、一つの稼ぐ手段として、フリーエンジニアになったんです。
これからセレブエンジニアサロンに入会する人たちに言いたいのは、『フリーランスは目標にするべきではないし、あくまでも過程と捉えるべきだ』ということ。実現したいことに向けて、そのための働き方の選択肢としてエンジニアがあるべきなんです。
インプットのストックがたくさんあれば、自ずと自分がやりたいことが見えてくると考えているので、今やっていることは無駄じゃないと信じています。
一番よくないのは、フリーランスだけやるってことだと思います。
自分の目標を実現するために、『今これをやっているんだ!』と考えながら仕事をしているのが一番幸せなんじゃないでしょうか。
僕は今、デザインパターンを学び、設計しながらコーディングをしています。フリーエンジニアとしてこれが一番実力がつくと考えているので、これからもやりたいことの実現に向かって進んで行きたいと思います。」
最後に
菱川さんのインタビュー、どれも参考になることばかりでしたね。入会した当初から実力があった彼なら、自分の夢もきっと叶えることでしょう。
「インタビューを受けて、自分もフリーエンジニアを目指したくなった”だけど、その前に色々と相談したいな。。」
そんなあなたには、下記のボタンから私のLINE@に登録してみてください。一人一人の状況にあったアドバイスをしています。
それでは今回はこのへんで。ありがとうございました。